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ロワジャルダンなど、アンタレスS厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2016年04月14日(木) 19時15分
 阪神競馬場で行われるダート重賞、アンタレスS(GIII・ダ1800m)に、美浦から出走する注目馬の関係者に話を聞いた。

ロワジャルダン(牡5・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
「前走のフェブラリーS(GI・5着)は初めての東京1600mでしたし、流れに乗れないと思っていました。ただGIですし、ビシッと仕上げましたので、ハミ掛かりは良かったです。元々1800mの方がレースはしやすいので、1コーナーを回ったあたりで落ち着けば折り合いの心配はないでしょう。変わらず状態は良いですし、輸送競馬も慣れているので大丈夫です。今回は初めての阪神になりますが、これまでも初コースで好走していますから、コース替わりも問題ないと思います」

ショウナンアポロン(牡6・美浦・古賀史生)について、古賀調教師。
「前走のマーチS(GIII・1着)は体が絞れていましたし、スンナリ楽に逃げられたのが良かったですね。今回は定量戦になりますので、スンナリ前に行けたとしても、どこまで粘れるかですね。デキ自体は良いですよ」

イッシンドウタイ(牡7・美浦・伊藤圭三)について、伊藤調教師。
「前走のマーチS(4着)は終い脚を使ってよく伸びてきましたが、ペースが遅くてこの馬には展開が合わなかったですね。ある程度ペースが流れてくれれば、レースはしやすいです。昨年とローテーションが同じですが、前走の疲れもすぐ回復しましたし、今年の方が状態は良いですよ」

センチュリオン(牡4・美浦・田村康仁)について、田村調教師。
「1600万下に昇級して最初の頃は、3コーナーでペースが上がった時についていけませんでした。暖かくなってくると状態も良くなりますし、すぐクラスにも慣れて前走(韓国馬事会杯・1600万下・1着)で勝つことができました。レースでは動きますが調教で動くタイプではないので、状態の判断はしにくいですけど、状態が上がっていると追い切り後に乗り手は言っていました。重賞で相手が強くなりますが、ここで良いレースができたらこの先が楽しみですね。今回は1000万下を勝った時のルメール騎手が乗るので、楽しみです」

(取材・文:佐々木祥恵)

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