(1)
ドレッドノータス=
スプリングSはイレ込みがきつく7着に敗れた。「今は落ち着いているんだけど、パドックからテンションが上がってしまう。そのへんがどうかな」と岡助手は半信半疑の様子。「あとはジョッキーがどう乗るかでしょう」と初コンビを組む藤岡佑に期待を寄せた。
(2)
ジョルジュサンク=迫力十分の馬体を誇示しながら馬房へ収まった。「関東には1回来ているから。輸送は問題ない馬ですよ」と金山助手は目を細めた。メンバー最多のキャリア8戦を誇る。「いい枠が引けた。うまく好位で競馬をしてほしい」と持ち前のしぶとさを生かす構えだ。
(3)
マカヒキ=中山に到着後は約20分間、引き運動を行った。「落ち着いていますよ。雨が降っても大丈夫。あとはスタートを普通に出てくれればいい」と大江助手は手応え十分だ。勝てば05年の
父ディープインパクト以来の無敗の
皐月賞馬誕生となる。偉大な父に一歩近づくことができるか。
(4)
アドマイヤダイオウ=関東圏への出走は今回が初となるが、「輸送は問題なかったですよ。いい状態で出走できそう」と田代助手は仕上がりに太鼓判を押す。「前走で騎乗したデムーロは“4強”と言ってくれている。せめて“3強”の次には来てほしいですね」と好戦を願っていた。
(5)
マウントロブソン=美浦坂路を軽く駆け上がり、Dをハッキングで半周。いつも通りのレース前日メニューを消化した。「金曜にもダクで歩様を確認しましたが、問題ありません。変わらず順調です」と橋本助手は納得の表情。態勢は万全と言えそうだ。
(6)
ミライヘノツバサ=美浦北Cを2周。中1週の詰まったローテだが、柔らかみ十分でメイチに仕上がっている。伊藤大師は「少しでも疲れが出たらやめるつもりでいた。順調にきてますね。心肺機能の素晴らしい馬。こういう状態で使えるのは心強い」と色気たっぷりだった。
提供:デイリースポーツ