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ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、春のマイル女王決定戦の出走予定馬をA〜D評価しました。週末の予想にお役立てください。
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マジックタイム=評価A】
首差しが細く、牝馬らしい薄手のタイプだが、適度な筋肉量があり、胴のつくりはしっかりとして非力な面が薄くなってきた。
トモが流れ気味だが、
ハーツクライ産駒によく見られがちな後肢を開いて歩くのが特徴。その影響もあってか3歳時は瞬時の踏ん張りの甘さに課題があったが、古馬になり腰回りがパンとしてきたことで、舞台を問わず末脚に安定感を増してきた。円熟した今の状態なら、東京のG1でも引けはとらない。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前診断〉美浦Wで5F66秒6-11秒8(強め)。仕掛けられると抜群の反応を示し、一瞬で併走馬を抜き去った。絶好の出来をキープ。
提供:デイリースポーツ