「
ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
7番人気の
ストレイトガールが、中団から鋭脚を放って快勝。2番人気の
ショウナンパンドラは3着に敗れた。大外から上がり3F33秒5の末脚で追い込んだが、2着
ミッキークイーンにも鼻差及ばなかった。
実績のないマイル戦だけに、ひとつのロスが命取りになってしまった。「ゲートが…上に出てしまいました。そこが一番ですね」と池添は無念の表情。すぐに立て直して、道中は勝ち馬の直後を追走したが、4角で大外を回らざるを得ないポジションを強いられた。「きょうは内が伸びる傾向だったので内に入れたかった。先にミッキーに入られてしまって…」と唇をかむ。
それでも、直線ではジャパンC馬の底力を見せた。「ただ、勝てなかっただけ。地力は見せてくれたし、次につながる競馬はできました」と前を向く。高野師も「悔しいですね」とガックリだが「きょうはマイル適性のある馬が勝った。次へ向けてよく走ってくれました」。雪辱を期す
宝塚記念へ、すぐに気持ちを切り替えていた。
提供:デイリースポーツ