浦和競馬場で行われた交流重賞、第20回
さきたま杯(1400m)は、好スタートを切った2番人気の
ソルテ(牡6・大井)が逃げ切り、ダート
グレードレース初勝利を飾った。勝ち時計は1分25秒9。鞍上は
吉原寛人騎手(金沢)。2着は1番人気の
ベストウォーリア(牡6・
JRA)、3着は5番人気の
ドリームバレンチノ(牡9・
JRA)。3番人気の
コーリンベリー(牝5・
JRA)は2番手で運んだものの4コーナーで失速し8着に敗れた。
ソルテは、
父タイムパラドックス、
母ヒノデモンテローザ(母の
父マルゼンスキー)と言う血統の牡6歳。大井の
寺田新太郎厩舎の管理馬。通算成績は32戦14勝。交流重賞は初勝利。
◆レース後の関係者のコメント
1着
ソルテ 吉原騎手
「強かったの一言です。スタートを決めれば行けるかなと思いましたが、いつも通りの好スタートを決めてくれました。道中は息も入れられましたし、最後も手応えは十分でした。
かしわ記念で良い所を見せてくれて、今日はチャンスだと思っていましたから、勝てて良かったです」
寺田調教師
「道中は楽に行けましたし、迫ってきた
ベストウォーリアの戸崎騎手の手が先に動いているのが見えた時に、勝てると思いました。この後は川崎で行われる
JBCスプリントを目標に進めていきます」
2着
ベストウォーリア 戸崎騎手
「スムーズに運べましたが、勝った馬は強かったです」
3着
ドリームバレンチノ 岩田騎手
「9歳でよく走っています。馬に食らいついて行こうと言う気持ちがありました。メンバー次第ではまだまだやれます」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI