6月15日(水)に川崎競馬場で行われる第52回関東オークス(JpnII・ダ2100m)に、美浦から4頭が出走を予定している。各馬について、調教師に話を聞いた。
■北海道2歳優駿(JpnIII)、エーデルワイス賞(JpnIII)と交流重賞2勝のタイニーダンサー(牝3・美浦・伊藤圭三)について、伊藤調教師。
「中央に転厩初戦の2走前(端午S・OP・8着)は半年振り、さらに関西に輸送してのレースでしたし、芝とダートの切れ目で躓いたのが痛かったですね。転厩2戦目(青竜S・OP・6着)は休み明けを1度使って期待していたのですが、初の左回りで最内枠でしたし、3コーナーあたりで砂をかぶって下がってきた馬のあおりを受けて後方から2番手まで下がってしまいました。直線でも出すところがなく、脚を余しての6着でした。
ここ2戦は敗因もはっきりしていますし、牝馬同士ならという気持ちもあります。川崎が左回りなので、北馬場のダートコースが左回りの木曜日(6/9)に追い切りました。転厩初戦は半信半疑の部分もありましたが、仕上げ方もわかってきましたし、状態は良いです。牝馬同士でメンバーも楽になりますし、距離も大丈夫だと思います」
■ディーズプラネット(牝3・美浦・藤原辰雄)について、藤原調教師。
「2走前の中京(昇竜S・OP・5着)は直線で不利があっての5着でしたし、前走(端午S・1着)は...