18日19日の阪神競馬で、7勝を挙げる活躍を見せた
和田竜二騎手。土曜日に3勝、日曜日が4勝、さらに両日のメインレースも制するという際立つ勢いだった。絶好調の要因は何なのか、和田騎手を直撃。
サトノノブレスで挑む
宝塚記念への意気込みもお聞きしました。
――土日で7勝、2着4回と大暴れ。この成績をご自身ではどう感じていますか?
先週はいっぱい良い馬に乗せてもらいましたからね。応援してくださる関係者やファンの皆さんに感謝しています。
チャンスがある馬に乗せていただければ結果を残せるように、日々準備をして取り組んでいますから。先週は馬のめぐりが良かった。それだけです。特に自分自身が絶好調とか、そういうことはありません(笑)。
――先月の8日には
JRA通算1000勝を達成。この節目を機に変化はあったのでしょうか?
良い結果を残せるように、騎乗技術はもちろん、気持ちの面でも常日頃から準備をして取り組んでいます。わたくしプロですから!(笑)。
そういう気持ちは常に持ち続けています。急に変われるものではないですからね。
――良い勢いで臨む今週末の競馬ですが、
サトノノブレスでの
宝塚記念も控えています。手応えはいかがですか?
何度も乗せていただいてますが、
天皇賞・春では自分の競馬ができずに能力を出し切れなかった。馬の持ち味を引き出せるように乗るだけです。
2200mなら折り合いに気を遣わなくてすみますし、だいぶ阪神の芝が重くなってきたのも、他馬が苦にする分、こちらに分があるでしょう。思い切った競馬をしたいですね!
(取材:馬サブロー安里真一)