「
七夕賞・G3」(10日、福島)
軽快なフットワークだ。
アルバートドックが6日、栗東CWで最終リハ。酷暑を考慮してラストを伸ばす調整だったが、6F85秒7-38秒9-12秒2とシャープに動いた。「最後もしっかりとハミを取ってくれたし、相変わらず調子はいいですね」と手綱を取った野見山助手はうなずく。
前走後はここに照準を絞って調整。ごちゃついて消化不良に終わった
エプソムC7着からの巻き返しを狙うべく、反撃の牙を研いできた。「前走はもう一つ前のポジションで競馬ができれば良かったんですが…。ただ、この馬自身は馬込みを気にしないので小回りでも問題はない。そのあたりはジョッキーが考えて乗ってくれると思います」と同助手は期待を寄せる。
新コンビとなる戸崎圭は現在、JRA99勝で全国リーディングのトップを快走中。先週も
ゼーヴィントで
ラジオNIKKEI賞を制した。心強いパートナーを得た
ディープインパクト産駒が、
小倉大賞典以来の重賞2勝目を決める。
提供:デイリースポーツ