「アイビスSD・G3」(31日、新潟)
“夏女”が自慢のスピードを存分に発揮した。1番人気の
ベルカントが、2番人気
ネロとの激しい一騎打ちを頭差制してV。昨年と全く同じ54秒1の勝ち時計で、鮮やかに史上2頭目の連覇を飾った。同じく連覇の懸かるサ
マースプリントシリーズでもトップに躍り出た。
馬主のノースヒルズ代表・前田幸治氏が、
ベルカントの年内引退を発表した。「来年は
キズナを種付けします。産駒は距離が延びても大丈夫なように。クラシックを意識できるような子どもを期待したいですね」と、同じグループのダービー馬との配合で父子クラシック制覇の夢を追う。「きょうはミルコが考えて乗ってくれましたね。この後はサ
マースプリントシリーズのチャンピオンを狙います」と連覇を力強く宣言した。
提供:デイリースポーツ