「
レパードS・G3」(7日、新潟)
3歳世代の砂王を決める
ジャパンダートダービーは
キョウエイギアがV。そのギアと、2度も小差の勝ち負けを演じたのは
マイネルバサラだ。今回も一筋縄ではいかない相手がそろったが、十分に勝機があるとみていい。
「力はあると思います。それに1800メートルの方がレースもしやすい」と諸富助手。物差しになるのは
キョウエイギアだけではない。昨年11月のカトレア賞では、のちに米三冠に挑戦する
ラニを相手に0秒4差の3着とまとめている。
ユニコーンSでは初めてハナを切る競馬で目標にされ、脚がたまらず9着に敗れたものの、そのまま在厩調整で夏の出世を目指してきた。当初は7月24日に福島の1000万条件を使うつもりだったが、残念ながら抽選除外に。ならば、と矛先を重賞の舞台に向けてきた。「寒い時季には増えなかった体が、ここに来てしっかりしました。幅も出て、攻め馬ができているのもいい材料」と同助手は目下の充実ぶりを強調。一発に期待できそうだ。
提供:デイリースポーツ