新潟記念(GIII・ハンデ・芝2000m)に出走する注目馬4頭について、追い切り後の関係者のコメント。
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アデイインザライフ(牡5・美浦・
萩原清)について、萩原調教師。
「今日(8/31)の追い切りの動きはまずまずでした。休む前と比較するともう少し上積みがほしい感じはありますが、いい意味で平行線ですし、特に変わったところもなく出走できそうです。馬体重も前走(
常総S・1600万下・1着)と同じくらいでしょう。ハンデ差はありますが、初めてのコースで重賞になりますので、相手との力関係が鍵になると思います」
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ルミナスウォリアー(牡5・美浦・
和田正一郎)について、和田調教師。
「前走(
七夕賞・GIII・8着)はレース展開や調整過程など、いろいろうまくいかなくて結果が出ませんでした。調整過程に関しては、いつもと違ってレース間隔が詰まっていたので、こちらも掴み切れていませんでした。その結果、輸送をしてもプラス体重になってしまいました。今回は絞れてきて、体も締まってきています。
今日は柴山騎手に乗ってもらって、しっかり動かしてもらいました。3、4コーナーあたりでは気持ちも入っていましたし、そのまま気持ちを切らさずハミが抜けないようにゴールまで行くという形でした。元々、ウッドチップでは動かないので、時計はさほど速くはないですけど、時計より中身のある追い切りでしたし、動き自体も良かったです。新潟は2勝していますし、これまでの内回りと外回りの違いはありますが、この馬の形に持ち込めれば大丈夫だと思います。前走の福島よりも新潟の方が、この馬には競馬はしやすいと思います」
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バーディーイーグル(牡6・美浦・
国枝栄)について、国枝調教師。
「今日は動く相手と併せましたし、この追い切りで良くなると思います。新潟の2000mは流れが落ち着いて前も止まらない展開になりやすいですが、この馬としては直線が短い福島より、直線の長い新潟の方がレースはしやすいでしょう」
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マイネルディーン(牡7・美浦・
鹿戸雄一)について、
石川裕紀人騎手。
「先生からは馬にあまりプレッシャーをかけず、馬なりで併せた相手をかわしてほしいという指示でしたが、その通りに乗れました。昨年、今回と同じ条件の
新潟大賞典(GIII・6着)に出走していますが、その時は前が詰まりながらも差のない競馬をしているようでしたし、この馬にはコース条件は合うと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)