「新馬戦」(18日、阪神)
スケールの大きさに注目だ。日曜阪神5R(芝1800メートル)で初陣を迎える
アグネスウイン(牡、
父ホワイトマズル、栗東・長浜)は、推定510キロの好馬体の持ち主。母系は4代
母アグネスレディー-3代
母アグネスフローラと繋いできた、厩舎ゆかりの血統だ。
母アグネスパサーの産駒はきゃしゃな子が多かったが、担当の吉田助手は「きょうだいで初めて男馬が出た。上とはタイプが違う」と語気を強める。それを証明するように、最終リハは栗東CWで7F98秒1-39秒4-12秒1をマーク。力強い走りでゴール板を通過し、
アグネスヒーロー(3歳1000万下)に先着を果たした。
初戦突破へ。感触を確かめた松山も「まだ馬体に緩さがあるなかで、調教はしっかりと動いている。乗りやすくて真面目な性格」と期待の口ぶりだ。来年2月末で定年を迎える長浜師にとっては最後の世代。土曜阪神5R(芝1400メートル)の
ポーラーブレイズ(牝、父
キャプテントゥーレ)とともに、V発進で活気づけたい。
提供:デイリースポーツ