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ラブリーデイに騎乗予定の
クリストフ・ルメール騎手
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ラブリーデイは昨年のこのレースを制しています。
ルメール 今年もチャンスがあると思います。
――今朝の追い切りはいかがでしたか?
ルメール とてもよかったです。直線でメッチャ速かった。彼のコンディションはとてもいいと思います。前走は距離は長かったけれど頑張ってくれましたが、メンバーが強かった。
キタサンブラックは2400で一番強い馬ですから。
ラブリーデイは3着でしたが、今度は2000m。ちょうどいい距離ですから自信があります。
――今朝の追い切りについて教えてください。
ルメール 併せ馬でしたが最後は先頭に立ちました。瞬発力を見せてくれましたね。休み明けの前走よりもコンディションがよくなっています。
――東京コースはどうでしょうか?
ルメール 昨年、このレースを勝ちました。長い直線も問題ないです。
――
天皇賞(秋)というレースについてはいかがですか?
ルメール 天皇賞は日本ではとても大切なレースです。もちろん勝ちたいです。
――当日の馬場状態についてはいかがですか?
ルメール 良馬場がいいですね。
――最後にひとこと。
ルメール 全部GIを勝ちたいです。コンディションは100%です。
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ラブリーデイを管理する
池江泰寿調教師
――前走の
京都大賞典を振り返ってください。
池江 開幕週ですが、前日は雨。パンパンな良馬場であれば、また結果は違ったのでは?と思います。よく踏ん張っています。前哨戦としてはまずまずの内容だと思います。昨年は
京都大賞典を勝って天皇賞へ向かいましたが、あのときの
京都大賞典はパンパンの高速馬場でした。今回はラスト1ハロンで脚色が鈍りましたが、良馬場発表でしたが少し緩かったことも影響していると思います。
――この中間の調整過程は?
池江 中2週、このあと輸送もあるのでね。先週は長めからビッシリやって、今朝は半マイルから馬なりでの併せ馬でラスト1ハロンで併せました。よかったですよ。今朝の調教後もケロッとしていました。
――昨年と比較していかがですか?
池江 状態はずっといいですよ。昨年と同じくらいの状態にあると思います。
――昨年と同じくらいの結果が出せる状態にありますか?
池江 馬体面に関してはそうですね。
――週末のお天気が気になりますね。
池江 そうですね。中間、雨が降りそうですね。当日の馬場状態が気になります。
(取材・写真:花岡貴子)