「
天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
世界のマイル王
モーリスが、直線で力強く抜け出して完勝。名手ムーアのエスコートで1番人気に応え、中距離G1をも手中に収めた。生産者である戸川牧場の戸川洋二代表は「年齢を重ね、札幌で2000メートルを走ったので距離は大丈夫だと思っていました」と胸をなで下ろした。
2歳はいないが、1歳の全弟は堀厩舎に入ることが決まった。当歳は5月5日に生まれた全妹だが、
母メジロフランシスは出産時の事故により15歳で命を落とした。「自分の命と引き換えに、という感じでした。弟と妹も
モーリスに続いて欲しい」と感無量の表情だった。
提供:デイリースポーツ