「ファンタジーS・G3」(5日、京都)

　ヤマカツグレースは4日、栗東CWで調整。「前走後は硬さがあったけど徐々に良くなってきました」と岡冨助手は好仕上がりをアピール。「前走は勝ち馬のレース。折り合いはつくので」と期待を込める。ドロウアカードは角馬場で汗を流した。「先週、今週と動きは良かった。非力なところはあるけど気配はいいですよ」と角田師は好感触を口にする。

　新馬戦で鮮烈なデビューを果たしたミスエルテは軽めの運動を行った。兼武助手は「前走の時と同じパターンで。大きな変わりもなく、十分力は発揮できると思う。若干体は減るだろうけど仕上がりは問題ないです」と胸を張る。

　ディアドラは坂路へ。橋田師は「変わりないね。イレ込む馬ではないし、休み明けを叩いて上積みはある」と好勝負を期待する。ゴールドケープも坂路。加納助手は「中1週でも元気。思った以上に力をつけている。おとなしいので千四、千六向きだと思う」と条件を歓迎していた。

提供：デイリースポーツ