夢の英国ダービー挑戦へ、評判通りのパフォーマンスで勝ち上がった。ビッグレッドファーム代表の岡田繁幸氏が所有する
コスモス(牡2歳、父
フリオーソ、川崎・河津裕)が4日の川崎競馬2Rでデビュー。圧倒的な強さを披露した。
単勝1.5倍の1番人気。1番枠から先手を奪い、3角過ぎから後続との差を広げにかかると、直線では独走状態。2着馬に9馬身差をつけ、ダート1400メートル=1分31秒6のタイムで初陣を飾った。
9月に生死をさまようような腹痛を起こしたが、そこから見事に立ち直ってのV。愛馬の走りを見守った岡田繁幸氏は「もう駄目だと思った。まだ八分ちょいかな。まずは勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
既に陣営は来年の英国ダービーへ追加登録する意向があり、次走は大井の
JRA認定レース(12月1日か2日)へ。その後は
ホープフルS(12月25日・中山)に向かう予定だ。
提供:デイリースポーツ