競輪
ミッキーアイル浜中「とにかく気分よく走らせたい」/マイルCS共同会見
- 2016年11月16日(水) 18時30分
■ミッキーアイルに騎乗予定の浜中俊騎手
――今朝の追い切りはいかがでしたか?
浜中 前にダノンリバティをおいて追走し、最後の1ハロンは併せ馬のかたちでしっかり追ってほしいという指示でした。動きも内容も指示どおりにいい調教ができたと思います。
――昨年の香港以来のコンビになりますね。以前と変わった点は?
浜中 基本的には、いい意味で変わりないです。僕の知っているいつものミッキーアイルだな、と思います。ただ、少しずつ気性が大人になってきています。そのあたりが成長しているのかな、と思います。
――最近は逃げてよし、控えてよしですね。
浜中 本来は先手をとってこの馬のペースで行く、というのがいちばん合っていると思います。
――京都のマイル戦、どんな戦法を考えていますか?
浜中 スタートから速いでしょうから、自然とマイペースへ持ち込めるような競馬をしたいと思っています。
――相手関係を含めて、いまどんなことを考えていますか?
浜中 この馬は自分のリズムを守れないと脆い部分もありますので、とにかく気分よく走ってもらうことを頭にいれて乗ります。
――3歳のNHKマイルC以来、GI勝ちから遠ざかっています。
浜中 早い時期から高い能力をしめしていた馬です。確かにGI勝ちからは遠ざかっていますが、惜しいところまできていますので、またこの馬と一緒にGIを獲りたいですね
――最後に意気込みを。
浜中 ミッキーアイルらしいスピードのある競馬をお見せできればと思っています。またこの馬と一緒にGIが獲れればと思っていますので応援してください。
■ミッキーアイルを管理する音無秀孝調教師
――前走のスプリンターズSは惜しい競馬でしたね。
音無 そうですね。スタートがいつものスタートではなかったから。まぁ、あそこがうまくいったら勝ってた可能性もあったんですがね。まぁ、無理してハナにいったところもありますからね。
――そのへんがゴール前にあらわれた、と?
音無 そうですね。坂もありますからね。よく走ったと思いますけどね。
――中6週、中間の調整過程は?
音無 順調にきていますね。先週も先々週も、馬なりで50秒台の時計を出していますしね。今朝の最終追い切りは併走でやりました。
――今朝の追い切り、騎乗した浜中騎手への指示は?
音無 やっぱり休み明けですからね、一杯やるようにと指示しました。
――ジャッジはいかがですか?
音無 併せ馬ということで、すごい時計が出るかな?と思ってそれが嫌だったんですけど、普通に51秒台。よかったな、と思います。最後もしっかり追えていますし、何の問題もないと思います。
――前走と比較して、状態はいかがですか?
音無 あの時もしっかりやっていますけどね、今回も牧場での乗り込みは豊富ですし、まったく競馬に向けての心配はないんですよね。
――昨年はスプリンターズSから香港スプリントへ向かいました。
音無 そうなんですけどね。香港は体調がどうだったのかな?といわれると腑に落ちない点もあるんですけども。今回は久しぶりの1600ということで、そこが少し不安はあるんです。安田記念で大敗してますしね。そこからもう1回、1600を使ってみようということなんで。まぁ、今だったらあの時とは違うんじゃないか、ということもあるからね。1回やってみようか、ということになったんですけど。
――今だったら、というのは?
音無 ここんところ、ずっと1600を使ってないので不安でもあるんです。でも、逆に使っていないから、わかんないじゃないですか。そこで、いい方に考えたいっていうことなんです。今だったら、というのはそこなんですけど。(1600を)使ってアカンという答えは出ていないし、古馬になって落ち着いていれば逃げ切れる可能性もあるじゃないですか。そこに僕たちは期待しているんです。もうひとつは競ってくる馬がいなければ、自然に自分で流れをつくれる、というのがあります。
――逃げてよし、控えてよし。
音無 控えてよし、というより行けないから2番手、3番手でああいう競馬をしているんですけどね。1400、1600、あるいは1200でもハイペースになったりしましたからね。前に行って、ハイペースのときはほぼ残れてませんよね。1200だと残りますけども。1600だと3歳のときは比較的残ってるんですけど。古馬混合になってからハイペースが多くて、行かないレースも少し覚えさせたんですけども、逆に行かないレースだと今度は(ハミを)噛んだりするからね。前回1600の安田記念の時は全く(ハミを)噛んでいますしね。噛むくらいだったら行かせたほうがいいかな、と考えてますけどね。
――理想としては逃げ戦法でしょうか?
音無 ジョッキーがどう思っているかもあるから、僕がここで逃げますとか言えませんけどね。成り行きに任せるということでしょうね。
――週末はあいにくの雨予報。道悪競馬はどうでしょう?
音無 昨年の高松宮記念は水がたまるくらい(馬場が)悪かったですから。それでも我慢していますからね。まぁ、雨が降ってもあの馬にはほぼ関係ないと思いますけどね。
――課題があるとすれば、やっぱりペースでしょうか?
音無 うーん、だから1600をもたせるためのポイントはそこにあるでしょうね。僕もあの馬が勝つチャンスはそこにあるかな、と思います。
――2年ぶりの大きなチャンス、最後に抱負を。
音無 とにかくハナをうまく切れたら、自分のマイペースに持ち込んで1600をもたす、という競馬をすると思いますから。前回1600の安田記念のことを考えたら、違うミッキーアイルがあるかもしれないので、そこに賭けてみたいと思っています。もともと3歳のころはマイルを逃げ切って勝っていますし、その頃を思い出して頑張って欲しいなと思っています。よろしくお願いします。
(取材・写真：花岡貴子)
――今朝の追い切りはいかがでしたか?
浜中 前にダノンリバティをおいて追走し、最後の1ハロンは併せ馬のかたちでしっかり追ってほしいという指示でした。動きも内容も指示どおりにいい調教ができたと思います。
――昨年の香港以来のコンビになりますね。以前と変わった点は?
浜中 基本的には、いい意味で変わりないです。僕の知っているいつものミッキーアイルだな、と思います。ただ、少しずつ気性が大人になってきています。そのあたりが成長しているのかな、と思います。
――最近は逃げてよし、控えてよしですね。
浜中 本来は先手をとってこの馬のペースで行く、というのがいちばん合っていると思います。
――京都のマイル戦、どんな戦法を考えていますか?
浜中 スタートから速いでしょうから、自然とマイペースへ持ち込めるような競馬をしたいと思っています。
――相手関係を含めて、いまどんなことを考えていますか?
浜中 この馬は自分のリズムを守れないと脆い部分もありますので、とにかく気分よく走ってもらうことを頭にいれて乗ります。
――3歳のNHKマイルC以来、GI勝ちから遠ざかっています。
浜中 早い時期から高い能力をしめしていた馬です。確かにGI勝ちからは遠ざかっていますが、惜しいところまできていますので、またこの馬と一緒にGIを獲りたいですね
――最後に意気込みを。
浜中 ミッキーアイルらしいスピードのある競馬をお見せできればと思っています。またこの馬と一緒にGIが獲れればと思っていますので応援してください。
■ミッキーアイルを管理する音無秀孝調教師
――前走のスプリンターズSは惜しい競馬でしたね。
音無 そうですね。スタートがいつものスタートではなかったから。まぁ、あそこがうまくいったら勝ってた可能性もあったんですがね。まぁ、無理してハナにいったところもありますからね。
――そのへんがゴール前にあらわれた、と?
音無 そうですね。坂もありますからね。よく走ったと思いますけどね。
――中6週、中間の調整過程は?
音無 順調にきていますね。先週も先々週も、馬なりで50秒台の時計を出していますしね。今朝の最終追い切りは併走でやりました。
――今朝の追い切り、騎乗した浜中騎手への指示は?
音無 やっぱり休み明けですからね、一杯やるようにと指示しました。
――ジャッジはいかがですか?
音無 併せ馬ということで、すごい時計が出るかな?と思ってそれが嫌だったんですけど、普通に51秒台。よかったな、と思います。最後もしっかり追えていますし、何の問題もないと思います。
――前走と比較して、状態はいかがですか?
音無 あの時もしっかりやっていますけどね、今回も牧場での乗り込みは豊富ですし、まったく競馬に向けての心配はないんですよね。
――昨年はスプリンターズSから香港スプリントへ向かいました。
音無 そうなんですけどね。香港は体調がどうだったのかな?といわれると腑に落ちない点もあるんですけども。今回は久しぶりの1600ということで、そこが少し不安はあるんです。安田記念で大敗してますしね。そこからもう1回、1600を使ってみようということなんで。まぁ、今だったらあの時とは違うんじゃないか、ということもあるからね。1回やってみようか、ということになったんですけど。
――今だったら、というのは?
音無 ここんところ、ずっと1600を使ってないので不安でもあるんです。でも、逆に使っていないから、わかんないじゃないですか。そこで、いい方に考えたいっていうことなんです。今だったら、というのはそこなんですけど。(1600を)使ってアカンという答えは出ていないし、古馬になって落ち着いていれば逃げ切れる可能性もあるじゃないですか。そこに僕たちは期待しているんです。もうひとつは競ってくる馬がいなければ、自然に自分で流れをつくれる、というのがあります。
――逃げてよし、控えてよし。
音無 控えてよし、というより行けないから2番手、3番手でああいう競馬をしているんですけどね。1400、1600、あるいは1200でもハイペースになったりしましたからね。前に行って、ハイペースのときはほぼ残れてませんよね。1200だと残りますけども。1600だと3歳のときは比較的残ってるんですけど。古馬混合になってからハイペースが多くて、行かないレースも少し覚えさせたんですけども、逆に行かないレースだと今度は(ハミを)噛んだりするからね。前回1600の安田記念の時は全く(ハミを)噛んでいますしね。噛むくらいだったら行かせたほうがいいかな、と考えてますけどね。
――理想としては逃げ戦法でしょうか?
音無 ジョッキーがどう思っているかもあるから、僕がここで逃げますとか言えませんけどね。成り行きに任せるということでしょうね。
――週末はあいにくの雨予報。道悪競馬はどうでしょう?
音無 昨年の高松宮記念は水がたまるくらい(馬場が)悪かったですから。それでも我慢していますからね。まぁ、雨が降ってもあの馬にはほぼ関係ないと思いますけどね。
――課題があるとすれば、やっぱりペースでしょうか?
音無 うーん、だから1600をもたせるためのポイントはそこにあるでしょうね。僕もあの馬が勝つチャンスはそこにあるかな、と思います。
――2年ぶりの大きなチャンス、最後に抱負を。
音無 とにかくハナをうまく切れたら、自分のマイペースに持ち込んで1600をもたす、という競馬をすると思いますから。前回1600の安田記念のことを考えたら、違うミッキーアイルがあるかもしれないので、そこに賭けてみたいと思っています。もともと3歳のころはマイルを逃げ切って勝っていますし、その頃を思い出して頑張って欲しいなと思っています。よろしくお願いします。
(取材・写真：花岡貴子)
