「
中山金杯・G3」(5日、中山)
予定通りだ。
ツクバアズマオーは3日、美浦北Cを単走で流した程度の最終リハだったが、既に年末にビシッと追われており、予定通りの内容。抑え切れないほど元気いっぱいな姿に、陣営からは笑顔がこぼれていた。
美浦北Cをサッと流すだけ。
ツクバアズマオーの最終リハは単走で軽めに終始したが、これは全て予定通りの内容だった。
4F60秒0-44秒1-14秒5のタイムに、手綱を取った田中助手は「抑えるのに必死だった。年末にビシッとやってるから、きょうはやらなくてもいいくらい。前走(1着)が余裕残しだったから予定通りの上積みもある」と笑顔でうなずいた。尾形充師も「いいでしょう。速いのをやらずにサッとだけど、馬がどれだけ気分良く競馬ができるかだからね」と仕上がりの良さに自信を見せた。
約3カ月ぶりで臨んだ前走の
ディセンバーSを勝った直後は、AJCCとの両にらみだったが、「ハンデは56キロか56・5キロとみていたし、想定でも飛び抜けた相手もいなそうだった。オレの中ではこっちに決めていたが、最終的に登録を見てこちらへ」と指揮官が説明するように、早くからここに照準を合わせていた。
「(休み明けを)使っての反動というのは感じないね。元気もいい。2000メートルもいいね。(吉田)豊もしっかり乗ってくるでしょう。新年会でも“しっかり乗れ!”とはっぱをかけておいたから」と笑みを浮かべる。自信たっぷりの2017年、堂々の船出を迎える。
提供:デイリースポーツ