5日、京都競馬場で行われた
京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)は、中団でレースを進めた
武豊騎手騎乗の1番人気
エアスピネル(牡4、栗東・
笹田和秀厩舎)が、直線で外から先行各馬を交わして抜け出し、最後はゴール前で猛然と差を詰めてきた6番人気
ブラックスピネル(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)をハナ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。
さらに1/2馬身差の3着に5番人気
フィエロ(牡8、栗東・
藤原英昭厩舎)が入った。なお、2番人気
アストラエンブレム(牡4、美浦・
小島茂之厩舎)は4着、3番人気
ブラックムーン(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)は9着に終わった。
勝った
エアスピネルは、
父キングカメハメハ、
母エアメサイア、
その父サンデーサイレンスという血統。昨年は未勝利に終わるも
皐月賞4着、
日本ダービー4着、
菊花賞3着とクラシックで活躍。今回は久々のマイル戦だったが、これをきっちりと制して、2歳時の
デイリー杯2歳S以来となる重賞2勝目を挙げた。また、鞍上の
武豊騎手はこれで1987年からの31年連続
JRA重賞制覇となった(昨年マークした30年連続の
JRA記録を更新)。
【勝ち馬プロフィール】
◆
エアスピネル(牡4)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
笹田和秀父:キングカメハメハ母:エアメサイア母父:サンデーサイレンス馬主:ラッ
キーフィールド生産者:社台ファーム
通算成績:9戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年
デイリー杯2歳S(GII)