22日、中山競馬場で行われた5R・3歳新馬(芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気
ミストラルクルーズ(牡3、美浦・鈴木康弘厩舎)が道中好位追走から直線抜け出すと、外から迫る2番人気
エメラルドシティとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分37秒5(稍重)。さらにクビ差の3着には8番人気
ダンシングボーイが入った。
勝った
ミストラルクルーズは、
父エルコンドルパサー、
母ミスティーダンス(
その父サンデーサイレンス)という血統。叔父に03年
京阪杯(GIII)3着で、
JRA・6勝、地方・現1勝の
タイムトゥチェンジ(牡8、笠松・
加藤幸保厩舎)がいる。
中山4R・3歳新馬(ダート1800m)は、
柴田善臣騎手騎乗の2番人気
アサクサバンザイ(牡3、美浦・河野通文厩舎)が好スタートから先手を奪うと、直線は8番人気
ゴールデンペガサスを7馬身突き放して優勝した。勝ちタイムは1分56秒5(不良)。さらにハナ差の3着には4番人気
ロイバーブレットが入った。
勝った
アサクサバンザイは、父は91年バーデン大賞典など独G1・3勝の
Lomitas、
母シーリング(
その父Bering)という血統の仏国産馬。半姉に04年仏1000ギニー(仏G1)を制した
Torrestrella(
父Orpen)がいる。04年
エージェンシーフランセーズ・
ドーヴィル・
イヤリング(1歳)セールにて18万ユーロで落札されていた。
Lomitasの産駒には、01年に
アーリントンミリオン(米G1)とクイーンエリザベス2世C(香G1)を制した
Silvano、99年独ダービー(独G1)優勝馬
Belenusなどがおり、日本では同馬が初めての出走だった。