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京成杯・G3」(15日、中山)
昨年11月に東京の新馬戦を圧勝した
サーベラージュは12日、美浦Wの併せ馬で軽快な動きを披露した。重賞初挑戦へ気配は上々だ。メンバーは強化されるが、高い能力を秘めており、通用しても不思議ではない。
動きは実に軽快だ。
サーベラージュが重賞初Vに向けて美浦Wで最終リハを行った。3馬身半差の楽勝劇を演じた新馬戦から中7週。
ブライトバローズ(5歳1000万下)との併せ馬で先行して迎えた直線。パートナーが内からスッと馬体を併せてきても脚色は衰えることなく、ピタリと並んでゴールした。タイムは5F69秒6-39秒7-12秒5。森助手は「出走態勢としては、まずまず整った」と話した。
先行押し切りの横綱相撲で勝った新馬戦後に短期放牧。「前走で左トモに疲れが出たので放牧となった。帰厩後も順調に調整はしているけど、普通のキャンターでも少しぎこちなさがある」と、まだ万全とは言えない。それでも「昨年の秋より少し絞れている。良くなるのは先だと思うけど、少し余裕を残して使っていたので、今回は太め感もなくちょうどいい」とポテンシャルの高さを信じて疑わない。
管理する堀師は昨年、最高勝率、最多賞金獲得、優秀技術の3部門を獲得。名トレーナーが送り出す期待の新星が重賞のステージでも能力の高さを見せつける。
提供:デイリースポーツ