「新馬戦」(15日、京都)
日曜京都6R(芝1600メートル)に出走する
キャリコ(牝、栗東・
池添学)は、父が
ディープインパクト、母がVRC
オークスなど豪G1・4勝の名牝
モシーンという良血馬。先週は除外されたが、満を持して今週、デビューを迎える。
「1週延びましたが、全く問題ないですよ。カリカリすることもなく、カイ食いが良くて、調教をやっても体が減らない。折り合いがついてセンスが良さそうですし、初戦から楽しみ」と
池添学師は期待を寄せる。430キロ前後のコンパクトな馬体で、調教ではいかにもディープ産駒らしい軽い走りを披露。12日も栗東CWでしまい12秒0を馬なりで叩き出した。
「不安があるとすればゲートだけですね。少し中でうるさいところがあるので。それ以外は特に心配ない」とトレーナーは胸を張ってターフへ送り出す。鞍上はシュミノー。大器となりうる血統馬だけに、初陣から注目だ。
提供:デイリースポーツ