「
高松宮記念・G1」(26日、中京)
実質的な追い切りは1週前に主戦・岩田を背に終えている。「ソフトに追って、ラストで伸ばす」-。陣営からのオーダーを、そのまま具現化するかのように、
レッツゴードンキが23日、栗東坂路を軽快に駆け上がり、4F52秒4-12秒4としまいを伸ばした。
動きを見守った梅田師は「1週前もこちらの思う理想のケイコでした。今週は反応を確かめた程度。思った通り十分に態勢は整ったし、ここにきてのパワーアップを感じます」と青写真通りの内容に目を細めた。
前走の京都牝馬Sが3歳春の
桜花賞以来のV&重賞制覇だった。「血統的に奥手の馬が、ス
プリンターらしい
バランスの取れた体になった」と、ビルドアップされた姿で2つ目のG1獲りへ挑む。
岩田も「昨年の(2回の)1200メートルのG1は不完全燃焼8・9着でしたが、そんなには負けていない。スムーズならチャンスはある」と力を込める。復調成ったいま、1年11カ月ぶりのG1制覇へ、桶狭間の6F戦で本領発揮といく。
提供:デイリースポーツ