「
桜花賞・G1」(9日、阪神)
均整の取れた好馬体が小雨の中、
ピカピカに輝いている。
アドマイヤミヤビは7日、角馬場で入念に乗り運動を行ったあと、栗東CWを軽やかなフットワークで1周。特にテンションが上がることもなく、落ち着き払った姿は頼もしい限りだ。
友道師は「理想通りの調整ができている。デビュー時から完成度の高かった馬。大きく変わったところはないが、順調にここまで来たからね」と目を細めた。新馬戦こそ2着に敗れたが、その後は前走のデイリー杯
クイーンCを含め破竹の3連勝。2歳女王
ソウルスターリングとは初対戦になるが、素質は一歩も譲らない。
「この中間もカイバはしっかり食べているし、人懐っこい馬で手がかからない。枠は外(7枠15番)だが、雨で内が悪くなりそうだから。良でもいいが、渋って力のいる馬場も心配はない」。決戦が近づくにつれ、指揮官のトーンもグイグイと上がってきた。
提供:デイリースポーツ