宝塚記念へ向けて5月26日に栗東トレセンに帰厩した
キタサンブラックは、目標に向けて順調に調整を続けている。31日(水曜)にはCWコースで帰厩後初の追い切りも無事消化した。
「追い切り後もいつもどおりです。普段も落ち着いていますし、いいかんじですよ」と
清水久詞師は愛馬の様子を語った。
大阪杯の前は坂路コースで1日3本乗り込むなど、あまり例のない調整をしていたが、今回については「特に新しい試みを取り入れる予定は今のところありません。宝塚はいつもどおりの調整で進めていきます」(
清水久詞師)とのことだ。
“いつもどおり”とは、これまで
キタサンブラックは水曜と土曜に追い切られていたことを意味しており、
宝塚記念に向けてもそのスケジュールで調整を続けることになるようだ。
「まだ3週間あるので、マイペースで仕上げています。現段階でもスッキリ仕上がっているようにも見えますね。明日(3日土曜日)も強めに追い切りますが、現段階では体的にはあとひとまわり余裕があってもいいくらいです。精神的には落ち着いてノンビリしていて、まだ競馬モードには入っていないような感じですね。これから追い切るにつれ、変わってくるでしょう」(清水師)
(取材・写真:花岡貴子)