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宝塚記念・G1」(25日、阪神)
天皇賞・春(2着)から再びドリームレースに挑むファン投票3位の
シュヴァルグランが14日、栗東CWで熱のこもったプレリハーサルを展開した。
アドマイヤロケット(5歳1600万下)を約3馬身追走。攻め駆けする僚馬に手応えでは見劣り、半馬身遅れる形にはなったが、6F81秒1-38秒1-12秒6というラップが示す通り、内容は濃密。順調さを伝えて、状態を引き上げた。
「しっかりと負荷をかけることができましたし、1週前追い切りとしては、予定通り」。感触を確かめた福永はこう振り返り「去年よりも力をつけていますからね」と続けた。
前走は、レコード決着のなか、
キタサンブラックに迫る2着。「負けはしましたが、立派な走りだったと思います。今年入ってもう一段階良くなっている印象で阪神もいいですからね」。王者を相手に悲願の
ビッグタイトル制覇へ。主戦は期待を込めた。
提供:デイリースポーツ