先週、
マーメイドSを制した
マキシマムドパリ。鞍上の藤岡佑騎手は13年1月の根岸S(
メイショウマシュウ)以来、約4年5カ月ぶりのJRA重賞制覇となった。「良かったです。人気馬に乗るのは簡単なことじゃない。自分としてはホッとしました。ああいうところで勝たないと、チャンスにつながらないから」と胸をなでおろす。
1勝をきっかけにして波に乗りたい。ユニコーンSで2週連続の重賞Vを狙う。コンビを組むのは前走で連勝に導いたサヴィ。「脚が短くて、回転が速い。前走も仕掛けた時の反応がすごく良かったから。うまく誘導したというよりも、馬が勝手に走ったという感じだった」。後方一気で差し切ったレースを振り返る。
初の左回りにも心配はない。「追い切りが、直線を右手前で走っていたから、直線を右回りで走れる左回りがいい可能性はある」。勢いに乗った鞍上の“ケチャップドバドバ”に期待しよう。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ