21日、先週ゲート試験に合格した
ウオッカの4番仔にあたる
タニノフランケル(牡2、角居)が栗東トレセンから放牧に出た。
「放牧先は吉澤ステーブル(WEST)です。ゲート試験合格後も元気にしています」(前川助手)
角居厩舎の2歳馬はゲート試験を合格した後は一旦放牧に出るケースが多い。この効果について角居師はかねてから「ゲート試験とレースに向けての調教では内容が違うので、ゲート試験合格後はいったん放牧に出して心身をリフレッシュさせ成長を促すのが狙い」と説明している。
吉澤ステーブル(WEST)は栗東トレセンにほど近い育成専門の牧場。700mの屋根付き坂路ウッドチップコースなどの調教施設を備えており、休養、調整のための現役競走馬を数多く受け入れていることで知られている。
(取材・写真:花岡貴子)