2歳時から幾度となく重賞好走歴があり、素質は評価されながらも結果の出ない時期もあった
クラリティシチー(牡6・美浦・
上原博之)。2走前の
都大路S(OP)で2着に、前走の
エプソムC(GIII)では4着と善戦しており、復調気配だ。
今朝はウッドチップコースで併せ馬での追い切りを消化した。「中1週ですし、サラッと気分良く走らせました」と上原師が言うように、予定通りの調整ができた。「1800、2000mの距離を何回も経験していますし、かかる馬でもないので」と、距離の心配もなさそうだ。
キタサンブラックを筆頭に少頭数ながらメンバーが揃う一戦。「豪華メンバー相手のGIで、どこまでやれるか楽しみですね」と、期待を口にして締めくくった。
(取材・写真:佐々木祥恵)