関西ブロックは小倉競馬が開幕。メイクデビューは芝1200mが中心に組まれており、もっと長い距離を使いたい馬にとっては、新潟遠征というのが視野に入ってくる。
ただ、昨年の新潟開幕週で行われた新馬戦の芝1400mは2頭、芝1400m(牝)は8頭の除外馬がそれぞれ出ている。新馬戦に関しては、自ブロック制ではないため、栗東所属だからといって除外される確率が高いわけではないが、1400m、1600mあたりを使いたい馬にとっては、まず抽選との戦いということになるかも知れない。
【7月29日(土) 小倉芝1200m】
◆エイシンテースティ(牝、父ダイワメジャー、母エーシンリターンズ、栗東・野中賢二厩舎)
母は現役時代にアパパネが勝った桜花賞で3着など、芝では5勝を挙げている。祖母エイシンサンサンは小倉3歳S(現小倉2歳S)で重賞を勝っているので、小倉芝1200mには縁がある血統といってよいだろう。
中間の調教は栗東坂路で15-15程度、CWコースでも速い時計は出ていない。しかし...