「
レパードS・G3」(6日、新潟)
区切りのJRA通算400勝へあと2と迫る
大野拓弥騎手(30)=美浦・フリー=が、
レパードSで
ハルクンノテソーロと3戦ぶりにコンビを組む。断然の人気を集めそうな馬(
エピカリス)はいるが「自分の競馬をして馬の持てる力を出し切りたいね」と真っ向勝負を挑む。
福島でのデビュー戦から9戦中5戦に騎乗し2・1・0・2。6F戦でもハナを切るスピードを持つ馬を、なだめて中団から差す競馬へと導き2勝目につないだ。オープン入り後は2、2着。前走のユニコーンSでも、後方からしっかり末脚を伸ばした。「気性面でどっしりとしてきた。馬体にも幅が出て、ダートを走るにはいい体つきになってきました。うまく折り合って脚をためたい」と意気込む。
高木厩舎とは
スプリンターズSの
スノードラゴン、チャンピオンズCの
サウンドトゥルーでG1を勝つなど、相性もいい。その相性の良さで、400勝目を重賞で…「その前に1つ勝っておかないと駄目ですね」と大野。今週は土日で14頭に騎乗予定。有力馬もそろっているだけに、そんなシーンも可能性十分だ。
提供:デイリースポーツ