「エルムS・G3」(13日、札幌)
見栄えは悪くても不安はない。9日、函館Wで併せ馬を行った
コスモカナディアンは、来週の
札幌記念に出走する
サクラアンプルール(6歳オープン)を5馬身追走。直線では思うように差が詰まらず、結局ラストは2馬身遅れで、並びかけることなくフィニッシュした。
それでも5F66秒7-39秒0-12秒7と時計は上々。予定していた併せ馬にこそならなかったが、「この馬なりに動いています。時計も出ている。ええ、最後も無理はしていませんから」と丹内は前向きだ。「先週の追い切り同様、いい感じですよ」とうなずいた。
鞍上は昨年7月函館の500万下(5着)以来となるコンビ。1年で急成長を遂げ、今や重賞を堂々と狙える身だ。「以前はうるさかったけど、おとなしくなりましたね」と精神面の違いを強調。たくましくなった姿で、北海道のファンに本格化をアピールといく。
提供:デイリースポーツ