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小倉日経OP」(27日、小倉)
はっきりと復調気配を感じさせた。2年前のダービー2着以降、不振に陥っていた
サトノラーゼンだが、昨年12月のリゲルSで久々の連対を果たし、前走の
米子Sでも2着。ひと叩きしたことで、状態はさらに上昇しており、23日に行われた栗東CWでの最終リハは、躍動感あふれる動き。4F51秒3-37秒6で、ラスト1Fは11秒8の好タイムを馬なりでマークした。
「先週、今週と乗りましたけど、動きは良かったですね」と今回初めてコンビを組む浜中は好感触を口にする。1秒以上先行させた
ユイフィーユ(3歳500万下)に楽々と追いついて、併入でフィニッシュした。
「小倉の1800メートルは悪くないと思うし、硬い馬場ならしっかりと走ってくれるはず」と兼武助手は良馬場なら勝ち負けになると見込んでいる。
京都新聞杯以来となる久々の勝利へ。ダービー2着馬の意地を見せる。
提供:デイリースポーツ