「小倉2歳S・G3」(9月3日、小倉)
好調キープだ。
モズスーパーフレアの最終リハは30日、松若を背に同レースに出走する僚馬
アサクサゲンキ(2歳オープン)と併せ馬。終始馬なりだったが、ウッドチップを蹴り上げ力強く伸びると、自己ベストを1秒2も更新する4F51秒6-38秒0-12秒9を計時。楽々と併入した。
鞍上は「少しオーバーワークでしたが、最後も無理はさせていませんから。テンションも上がっていないし、もともと初戦から仕上がっていた馬。体調は維持できています」と力強い。音無師も「時計は出過ぎたけど、ほぼ持ったままだから。今のところカイ食いもいい」と好感触だ。
デビュー戦の勝ち時計1分8秒5は出走馬中最速のもの。途中から先頭に立って押し切ったが、「控える競馬にも対応できそう」と師は自信を見せる。3頭出しの大将格。勝てば、史上4人目の小倉平地重賞完全制覇となる。弟子の松若も「チャンスは十分。最後に重賞を勝って締めくくりたい」と意気込む。今年の
きさらぎ賞(
アメリカズカップ)に続く、2度目の師弟重賞Vで飛躍の秋につなげる。
提供:デイリースポーツ