21日、
名古屋競馬場で行われた
名古屋大賞典(4歳上、交流GIII・ダート1900m、1着賞金3000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の3番人気
ドンクール(牡4、栗東・
梅内忍厩舎)が道中は中団を追走し、3〜4角で連れて先頭に立った1番人気
マイネルボウノットとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(良)。さらに3馬身差の3着には後方から追い込んだ5番人気
アサカディフィートが入った。
勝った
ドンクールは、
父ジェニュイン、
母メイショウマキバコ(
その父ヤマニンゼファー)という血統。伯父に00年
京都ジャンプS(JGIII)を制した
メイショウワカシオがいる。デビューから無傷の5連勝で05年
兵庫チャンピオンシップ(交流GII)を制し、続く
ユニコーンS(GIII)では
カネヒキリの3着。前走の06年
佐賀記念(交流GIII)では、
マイネルボウノットに4馬身離されての2着だった。通算成績14戦6勝(うち重賞2勝、地方5戦2勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は今年3月の
JRA移籍後、初の重賞制覇となった。