土曜阪神10R・
夕月特別に注目だ。近5年で3歳牝馬が4勝と大活躍。その4頭全てが
秋華賞に駒を進めている。13年には
スマートレイアーが同レースを勝ち、
秋華賞2着と健闘した。古馬混合とはいえ、牝馬限定戦。勝てば賞金を加算できるため、3着馬までに優先出走権が与えられる先週のローズSではなく、こちらを選ぶ陣営もいる。
今年は3歳牝馬が4頭出走。なかでも人気を集めるのは
テーオービクトリーだろう。先週のローズSをパス。「夏負けでね。1週延ばして正解。良くなったし、いい感じ」と岡田師は手応えを口にする。デビューからの2戦は7、4着だったが、その後は3、1、2、1着と末脚を生かす競馬で開眼。「状態が良くなったし、差す競馬を覚えた。決め手があるね」と好走の理由を説明する。
勝てば、
秋華賞へ?そんな問いに、「そうなる」とトレーナーはうなずいた。5年前に同レースを勝ち、
秋華賞へ向かった
ハワイアンウインド(4番人気=13着)は、同じ岡田厩舎。その無念を晴らすためにも、大舞台への切符をつかむ。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ