24日、中山競馬場で行われた
オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)は、4番手でレースを進めた
北村宏司騎手騎乗の5番人気
ルージュバック(牝5、美浦・
大竹正博厩舎)が、直線で最内を突いて先頭に立ち、好位追走から渋太く脚を伸ばした1番人気
ステファノス(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒8(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気
タンタアレグリア(牡5、美浦・
国枝栄厩舎)が入った。なお、2番人気
モンドインテロ(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)は9着に終わった。
勝った
ルージュバックは、
父マンハッタンカフェ、
母ジンジャーパンチ、
その父Awesome Againという血統。春は
金鯱賞で8着、
ヴィクトリアマイルで10着と不完全燃焼だったが、秋初戦のここを勝利で飾り、悲願のGI制覇に向け弾みをつけた。また、本馬はこの勝利で10月29日に東京競馬場で行われる
天皇賞(秋)の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ルージュバック(牝5)
騎手:
北村宏司厩舎:美浦・
大竹正博父:マンハッタンカフェ母:ジンジャーパンチ母父:Awesome Again馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:16戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2016年
毎日王冠(GII)