「神戸新聞杯・Ｇ２」（２４日、阪神）

　ダービー馬が貫禄のＶ発進を決めた。１番人気のレイデオロが好位から楽々と抜け出す横綱相撲で重賞３勝目を飾った。２着には２番人気のキセキが、３着には３番人気のサトノアーサーが入り、本番の優先出走権を手にした。

　３番人気のサトノアーサーが３着。１４キロの馬体重増ながら、ダービー１０着からの巻き返しに成功し、きっちり本番への権利を奪取した。

　道中は５番手を追走。直線でジワジワ伸びて、最後は前の４着馬をしっかりかわした。「今までで一番、前半について行けました。多少力みましたが、すぐに落ち着いてくれた」と川田はうなずく。「内容のあるレースをしてくれたし、次が楽しみです」と本番に期待を寄せていた。

提供：デイリースポーツ