「府中牝馬S・G1」(14日、東京)
ドバイターフ・UAE・G1を制し、海外G1の勲章を得た
ヴィブロスが11日、栗東坂路でたくましさを増した馬体を躍らせた。軽めながらもしまいの伸びは鋭く、4F54秒7-39秒4-12秒3をマークした。
動きを見届けた友道師は、順調な調整過程に確かな手応えを感じているようだ。「予定通りでいい動き。いつも当該週はそんなにやらないからね。前走後は、放牧に出てからもすぐに乗りだしたし、夏場をうまく過ごせたね」とうなずいた。
帰国後は早々に
宝塚記念回避を決定し、完全充電。その効果もあって「ひと回り(馬体が)大きくなったね。数字はそんなに変わらないけど、背が伸びてさらにしっかりとしてきた」と目を細める。
今秋は
エリザベス女王杯との2戦を予定。新たにコンビを組むルメールに、「先週の追い切りに乗ってもらったけど、“体の割に完歩が大きい”と言っていた。広いコースの方がいいね」と舞台を歓迎。牝馬同士の一戦。世界の強豪を破った末脚で、格の違いを見せつける。
提供:デイリースポーツ