15日、北朝鮮・平壌近郊の乗馬クラブ「美林乗馬クラブ」で競馬が開催されたと朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。
報道によると12歳以上であればベット可能で、人民元もしくは米ドルで購入できる。美林乗馬クラブは金正恩体制発足後、豪華レジャー施設の建設が進んだこともあり2013年の10月に完成、外国人ツアー客や富裕層が多く訪れている。
これまで北朝鮮では賭博行為は禁止されており、違反した場合3年間の強制労働が課されていたが、国連安全保障理事会による経済制裁を受け外貨の獲得、国内富裕層の資本を集める狙いがあり方針転換したと目されている。
また、レースはほとんどが白〜灰色の馬によって行われている。北朝鮮では伝統的に白馬が金一族の支配の
シンボルとして使用されてきた。