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先行力やキャリアが攻略のポイント/ファンタジーS展望

  • 2017年11月01日(水) 06時00分
 阪神JFへのステップレースだが、5年前にアルテミスSが創設されてからはメンバーが分散するようになり、レースの性格も微妙に変化している。それ以降の好走馬で古馬重賞級にまで出世したのは、ローブティサージュベルカントブランボヌール。いずれも、古馬になってからはスプリント路線に活躍の場が限定されていることに注目したい。

1.先行馬が頑張れる

 昨年はシンガリ人気のショーウェイが、一昨年は6番人気のメジェルダが2着に逃げ粘り、2014年はシンガリ人気のクールホタルビが3番手からの抜け出しで大穴を開けた。2013年に逃げ切り勝ちを収めたベルカントもその時点では4番人気。過去10年で見ても、4コーナーの通過順位が4番手以内だった馬が7勝を挙げている。

2.キャリアが浅い馬は苦戦

 過去10年で、前走で新馬を勝った馬の成績は[1-1-0-20]と不振。連対を果たしたのは、次走で阪神JFを勝つローブティサージュと、朝日杯FSで1番人気に推されたミスエルテの2頭のみ。

3.距離短縮組が優位

 前述の2頭は、いずれも前走で1600m以上の距離を使われていた点で共通する。過去10年のこのレースで、前走から距離短縮で挑んだ馬の連対率は33.3%。距離延長の9.3%、同距離の9.0%と比較して、その優位性ははっきりしている。


 将来的に短距離路線で活躍できるようなスピード馬でありつつ、現時点では長めの距離を経験していることが望ましい。そういう視点から、コーディエライトに注目したい。短距離色が強い血統背景の持ち主だが、前走の新潟2歳Sでは逃げ粘って2着と好走。鞍上の和田竜二騎手が、今年はフローラSローズSと牝馬重賞を2勝している点も心強い。

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