11月12日(日)に福島競馬場、芝2000mで行われるハンデ重賞の
福島記念。ここに初重賞制覇を狙って出走予定なのが
フェルメッツァ(栗東・
松永幹夫厩舎)。
七夕賞5着、
小倉記念3着とタイトル奪取まであと一歩のところまできているだけに、今回も楽しみな存在となりそう。
今朝8日の最終追い切りはCWコースでの併せ馬。先週に引き続き、
ブラゾンダムールとの併せ馬だったが、前半から速いラップを刻んでいく。先行していたものの、直線半ばで相手が内から追いついてくると手応えはほぼ一杯。遅れそうな雰囲気だったが、ラスト1Fを切ったところで盛り返してきて、ゴールでは逆に先着した。
時計は6F81.5〜5F66.3〜4F51.8〜3F37.8〜1F12.1秒。先週に比べると速い時計になったが、それで動けたのは良化の証。追い切りを見守った
松永幹夫調教師も「かなり良くなってきましたね」と笑顔。あとは実戦でどんな走りを見せてくれるかだろう。
(取材・写真:井内利彰)