今年の2歳世代は馬主「カナヤマホールディングス」の勢いが凄い。函館2歳Sを制したカシアス(栗東・清水久詞厩舎)に続き、グレイル(栗東・野中賢二厩舎)が京都2歳Sで重賞制覇。カツジ(栗東・池添兼雄厩舎)がデイリー杯2歳S2着、シャルルマーニュ(栗東・清水久詞厩舎)が東京スポーツ杯2歳S3着など、牡馬混合の重賞で所有馬が大活躍している。
今週は12月9日(土)阪神芝1200mにゼンノロブロイ産駒のグリムが出走予定。管理する野中賢二厩舎からは2頭がデビュー済みだが、いずれもすでに勝ち上がっている。厩舎との相性からも注目すべき1頭だろう。
【12月9日(土) 中山芝1600m】
・ツヅミモン(牝、父ストロングリターン、母カタマチボタン、栗東・藤岡健一厩舎)
母はダイワスカーレットが勝った2007年桜花賞で3着という実績があるものの、その仔はまだ活躍できていない。しかし本馬は追い切りの動きが抜群。それが未勝利で終わった半姉ツエーゲン(父キングズベスト)とは違うところといってもよいだろう。
ゲート試験でのラップが...