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阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=10日、阪神芝外1600メートル)稲富菜穂のだいじょばないWeb編】
今週は2歳女王決定戦・
阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=10日、阪神芝外1600メートル)が行われる。来春のクラシックをにらむ素質馬が集結。冬の仁川を舞台にハイレベルな戦いが繰り広げられそうだ。
あまたいる素質馬の中でも注目度ナンバーワンは2戦2勝の
ラッキーライラック。新馬、前走のGIII
アルテミスSともに危なげない勝ちっぷりで、直線では父親
オルフェーヴル譲りの切れ味を発揮した。管理するのはジョッキー時代に
イソノルーブル(91年
オークス)、
キョウエイマーチ(97年
桜花賞)、
ヘヴンリーロマンス(05年
天皇賞・秋)などをGI馬へ導き、「牝馬の松永」の異名を取った
松永幹夫調教師。牝馬のことを知り尽くす師は「直線が長くて広いコースはこの馬にとっていい」と自信を見せる。
父親同様、「周囲の音などに敏感な面はある」ものの、怪物譲りの切れ味で無傷の3連勝を狙う才媛に競馬界の女神・稲富菜穂もゾッコンだ(11月29日撮影)。
東京スポーツ