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シュヴァルグラン鞍上ボウマン「加速後にグーンと長くいい脚を使える」/有馬記念共同会見

  • 2017年12月20日(水) 21時30分
シュヴァルグランに騎乗予定のヒュー・ボウマン騎手

――有馬記念を控えた今の心境は?
ボウマン ジャパンカップがとてもいい結果に終わりました。レース前にこの馬の状態がいいと思ったし、勝てました。今回も状態がいいと聞いているので、とても期待して臨みたいと思っています。

――改めてジャパンカップを振り返ってください。
ボウマン 道中は余計なパワーを消耗することなく、折り合い良く走れました。それは今回の有馬記念にも当てはまるだろうし、中山の2500mという距離もこなしてくれると思います。ジャパンカップの結果が有馬記念にそのまま当てはまってくれれば非常にいいと思っています。

――この馬の長所は折り合いですか?
ボウマン ジャパンカップを勝てた一番のポイントは、ギアの入りが良く、加速後にグーンと長くいい脚を使えたことです。過去のVTRを見る限りでは、シュヴァルグランはいい状態で4コーナーを回った後、トップスピードのギアが入るまでに時間のかかる馬だなという印象を持っていましたが、自分が乗った時はギアの入りは良かったです。これが過去より良くなった点だと思います。トリッキーな中山コースでもその点が生かせればいいと思いますし、これがシュヴァルグランの一番の長所だと思います。

――ワールドベストジョッキーのタイトルも獲得されました。それにあたり、この勝利も大きかったのではないでしょうか?
ボウマン ジャパンカップを勝ったことでポイントが何点入ったかとか細かい計算はわかりませんが、それでチャンピオンになれたことはとても光栄なことです。自分にとってはとても有意義な一年でした。とはいえ、“でした”と言ってもまだ有馬記念が残っていますので、もっといいパフォーマンスを見せなければと思いますね。

――ボウマン騎手にとって有馬記念とはどんなレースですか?
ボウマン まず有馬記念というレースは、ファンの方が出走馬を選ぶという点で他のレースと違うと思います。お祭り的なファンの熱狂が一番伝わります。特に外国人ジョッキーとして思うことは、日本の競馬ファンというのは他の国と違ってとても熱狂的なんですね。そして、その熱狂度がより強いのが有馬記念だと思いますし、2015年にトーセンレーヴで実際に有馬記念に騎乗したときもそれを感じました。そういう意味でも有馬記念はとても重要なレースだと思うので頑張りたいと思います。

――トリッキーと言われる中山芝2500mのポイントはどの辺りにあると思いますか?
ボウマン 一番の理由は直線が短いにもかかわらず小回りでカーブがシャープであるという点です。難しいな、と思います。一つ一つの直線の部分が短いというのもトリッキーだと思います。ただ、シドニーで自分がよく乗っている競馬場にもよく似たところがありますので、まったく場慣れしていないわけではないです。自分としてもそういった経験を生かして力を発揮したいと思います。

――中山の舞台はシュヴァルグランに合いそうですか?
ボウマン それはまだ乗っていないので分からないですね。

――今回もキタサンブラックという強い馬が出ますが、ライバル関係はどう見ますか?
ボウマン キタサンブラックはもちろん強い馬だと思います。出走馬の中でも強いですね。キタサンブラックのいいところはどこからでも競馬ができること。折り合いも上手いし、問題点がありません。(一般的に)問題点から結果をシミュレーションできると思うんですけど、あの馬には問題点がない。自分自身、キタサンブラックをとてもリスペクトしています。

 ジャパンカップは結果として勝ちましたけれど、言い方はおかしいかもしれないけど負けていてもおかしくなかったと思うだけの差しかなかったと思います。そして、それが対戦相手の自分としては心配点でもあります。

――ジャパンカップではキタサンブラックを徹底的にマークしたそうですが、有馬記念でのイメージは?
ボウマン 枠順が出ないと、分からないです。ジャパンカップキタサンブラックの枠(2枠4番)が自分の枠(注:シュヴァルグランは1枠1番)にとても近かったのもあってマークしやすかったのですが、次もそういう並びになるとは限らないですからね。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ボウマン もちろん馬の状態にもよるのでしょうが、厩舎の皆さんは当然ベストの状態に仕上げていると思います。前回と同じ、いや前回以上の状態でレースに臨んでくれるともちろん思います。自分はスムーズでフェアなレースをしてファンの皆さんの期待に応えたいと思います。

(取材・文:花岡貴子)

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