23日、
有馬記念に出走を予定している栗東所属馬が続々と中山競馬場に到着している。午前中の到着組は先ほどお伝えしたとおり
(記事はこちら)。続いて、午後に到着した11頭の様子をお伝えしよう。
23日午後2時30分、
ミッキークイーンと
サトノクロニクルの池江勢2頭が中山競馬場に到着した。両馬とも到着後、数十分厩舎のまわりを歩いて体をほぐした。
続いて午後2時45分頃、
シャケトラと
トーセンビクトリーの角居勢、および
ブレスジャーニーが到着。
シャケトラは到着直後に馬房に敷かれた寝ワラを食べだすほど元気いっぱい。「食欲旺盛で雰囲気は勝った
日経賞のときと同じかんじ」と上村助手。「強い調教にも耐えられるくらい体力がついた。やるだけのことはやりました」とシミジミ。
トーセンビクトリーは中田助手によると牝馬ながら輸送減りしないとのこと。
「小回りは得意だし、期待しています」(中田助手)
午後3時10分頃には
カレンミロティック、
シュヴァルグラン、
ヤマカツエースが到着。
シュヴァルグランの津田助手は「ひじょうに落ち着いているし、輸送中もよく食べて元気いっぱいです」とにっこり。
「昨年と比べて乗り込みの量も増えているし、意識的にラップも詰めている。
京都大賞典のあとは完全にひと息入れているので、ここは事実上の二戦目になりますね」(津田助手)
ヤマカツエースの土屋助手は「スタートは上手な馬。1枠1番という素晴らしい枠を生かせるはず。あとはジョッキーに託します」と鞍上に熱く期待を寄せた。
午後3時40分頃、
クイーンズリング、
サウンズオブアース、
レインボーラインが到着し、
有馬記念出走予定の関西馬が全て中山競馬場に揃った。
なお、この馬たちを取材する時間帯に出張厩舎で
シュヴァルグランの友道師と
スワーヴリチャードの庄野師の姿を見かけたことを付け加えておこう。
(取材・写真:花岡貴子)