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藤沢和師2年連続2冠 レイデオロ、ソウルスターリングで3歳牡牝の最優秀馬獲得

デイリースポーツ
  • 2018年01月10日(水) 08時00分
 「2017年度JRA賞」の受賞馬選考委員会が9日、東京都港区のJRA六本木本部で行われ、昨年史上初の2歳タイトルダブル受賞を果たした藤沢和雄調教師(66)=美浦=が、今年度はレイデオロソウルスターリングで3歳牡牝の最優秀馬を獲得。念願の“ダービートレーナー”となった師は、前者がドバイ遠征、後者は英米への遠征プランがあることを明かした。

 藤沢和師が最優秀3歳牡馬をレイデオロ、最優秀3歳牝馬をソウルスターリングで獲得した。昨年の最優秀2歳牡馬サトノアレス、最優秀2歳牝馬ソウルスターリングに続く2年連続のダブル受賞。「彼のおかげでやっとダービーを勝たせてもらいました」と改めて喜びを口にしたように、特にレイデオロでの日本ダービー初制覇の味は格別だったようだ。

 秋は神戸新聞杯快勝後、果敢にジャパンCにチャレンジ。ゴール前でキタサンブラックをとらえ、シュヴァルグランの2着に奮闘した。「ジャパンCは2着でも、ダービー馬にふさわしい内容だったし、先々につながるいい競馬ができた」とトレーナーは胸を張る。

 18年春は“世界制覇”も視野に入る。「京都記念(2月11日・京都)から始動。ドバイに行くかは結果次第です。秋は天皇賞・秋、ジャパンCと適性が高いレースがあるので国内戦になると思う」と見通しを語った。

 一方のソウルスターリングは、2位のモズカッチャンと42票の差。全9部門で一番の接戦だった。古馬牡馬に挑戦した秋は勝ち星を挙げられなかったが、オークスモズカッチャンを完封したことも評価されたようだ。「当面はヴィクトリアマイル(5月13日・東京)が目標。その後は英ロイヤルアスコット競馬、米国ブリーダーズCなど海外遠征もプランにあります」と、こちらは夏以降に海外へ飛び出していくプランがあることを明かした。

提供:デイリースポーツ

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