「AJCC・G2」(21日、中山)
1600万特別、
万葉Sを連勝中の
トミケンスラーヴァが一発を狙う。初Vが3歳2月。はダート短距離での勝利だったが、芝の長距離に矛先を向けて素質が開花。明け8歳にして、ついにオープン入りを果たした。竹内師は「長距離で自分の形に持ち込めたら、と思っていた。最初は半信半疑だったけどね。こちらの予想以上の走りをしてくれた」と笑みを浮かべる。
「走りの
バランスが右回りの方が断然スムーズ。だから右回りにこだわって使ってきたんだ」と指揮官。竹内厩舎の開業(15年)とともに転厩後は、適性を見極めながら本格化を待った。「操縦性の良さが一番の長所。自分の形に持ち込めれば強いよ」とニヤリだ。重賞舞台でも自分の
スタイルを貫くだけ-。驚異の粘り腰で栄冠をつかむ。
提供:デイリースポーツ