3日、
名古屋競馬場で行われた
かきつばた記念(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、
山崎誠士騎手騎乗の5番人気
ロッキーアピール(牡8、川崎・
山崎尋美厩舎)がスタート直後からハナを奪うと終始先頭でレースを進め、1番人気
プリサイスマシーンをクビ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分27秒2(良)。さらに1/2馬身差の3着には6番人気
コアレスタイムが入った。
勝った
ロッキーアピールは、
父Valid Appeal、
母Dame's Rocket(
その父Timeless Native)という血統の米国産馬。00年11月に栗東・松田国英厩舎からデビュー。03年10月に川崎競馬へ転厩し、04年
さきたま杯(交流GIII)で重賞初制覇を果たした。その後も短距離重賞路線の常連として05年
アフター5スター賞(南関東G3)を制するなど活躍、前走の
黒船賞(交流GIII)も2着に好走していた。通算成績48戦10勝(うち
JRA27戦4勝、重賞3勝)。
鞍上の
山崎誠士騎手は03年のデビュー以来1392戦目での重賞初勝利となった。