「NAR
グランプリ2017」の表彰式、記者会見が27日、東京都内で行われた。
最優秀勝利回数騎手(273勝)を受賞した兵庫・
下原理騎手は「デビューした時は
小牧太さんや
岩田康誠さんのような雲の上の人がいて、少しでも近づければという気持ちでしたが、まさか全国で一番というのは自分でも信じられない」と喜びを語った。
全国リーディングについて「関係者からも“今年こそは”と言われて、すごくプレッシャーだったんですけど、そういう気持ちを味わえたということが、幸せな1年でした」と2017年を振り返った。
印象に残った勝利を問われた際には「重賞は1つしか勝てず、(勝ったレースよりも)ハナ差で負けたレースの悔しい印象が強いです。新春賞の負けは特に悔しかった」。
最後には「若手騎手もどんどん力をつけてきているので、長くいい成績を残せるように頑張りたいです」と抱負を語った。